Do Know Whisky?

読みもの

ラフロイグが好きなら、アードベッグも好き?

個性的なフレーバーで、スコッチの中でもファンの多いラフロイグとアードベッグ。

「スモーキー」「ピーティー」という言葉だけで、ラフロイグとアードベッグを同じ方向のウイスキーとして勧められること、よくあると思います。


でも、ラフロイグが好きな理由は人によって違うはずです。
海っぽさが好きなのか。薬品棚のような香りが好きなのか。甘さとの対比が好きなのか。あるいは、煙っぽいのは好きだけれど、重すぎるのは少し苦手なのか。

いっぽうのアードベッグが好きな方も、同様でしょう。

同じ「スモーキー」でも、次に合う一本は一つではありません。
Do Know Whisky? では、銘柄名だけでなく、好きな理由や今の気分から次の一本を探します。

まあ、私は両方好きですけどね笑

10年同士なら、どこが違う?

ここでは、定番の「ラフロイグ10年」と「アードベッグ10年」を比べます。ラフロイグのクォーターカスクやアードベッグのウーガダールなど、別のボトルまで一緒にはしません。

選ぶ手がかりは、煙の強さだけでなく、その隣にどんな香りや甘さを感じたいか。ラフロイグ10年の公式説明では海藻や薬品を思わせる香り、アードベッグ10年ではレモンやライムなどの柑橘が挙げられています。どちらにも煙、海を思わせる要素、甘さがあります。

各ブランド公式の味わい説明を要約
見るところラフロイグ10年アードベッグ10年
香りピートの煙、海藻、薬品を思わせる香り。その中に甘さ。煙をまとった果実、レモンやライム、メントール、タールを思わせる香り。
味わい甘さと塩気、重なるピートの風味。ピートの風味に、塩気や熟したバナナを思わせる要素。
余韻長く続き、甘さと海藻を思わせる後味。煙が長く続き、エスプレッソを思わせる風味。

出典:Laphroaig 10 Year Old/Ardbeg Ten Years Old。2026年9月5日確認。表は公式情報の要約で、当サイトが今回飲み比べた記録ではありません。

好きなところから、どちらを選ぶ?

ここからは、上の説明を手がかりにした当サイトの選び方の提案です。感じ方には個人差があります。

海っぽさや、薬品棚のような香りが好き

まず気になるのはラフロイグ10年。煙の奥の磯っぽさや甘さに惹かれるなら、その組み合わせを目印にできます。「スモーキーなら何でも好き」と広げる前に、自分が好きなのはどの部分か考えてみてください。

煙と一緒に、柑橘やほろ苦い余韻も楽しみたい

アードベッグ10年を試す理由になります。ただし、柑橘があるから軽い、という意味ではありません。煙をしっかり楽しむ一本の中で、何に注目するかという話です。

煙そのものが苦手かもしれない

その場合は、この2本から無理に選ばなくても大丈夫。「煙は控えめ、果実っぽいものが好き」のように、避けたい味も診断に書けます。「飲みやすいもので。」から考えてみるのも一つです。

飲み方をそろえると、比べやすい

バーなどで少量ずつ試せるなら、同じ飲み方で比べると好きな部分を探しやすくなります。ストレートなら水を添えて。普段ハイボールで飲むなら、両方とも同じ濃さを目安に。片方だけ炭酸で割ると、銘柄の違いと飲み方の違いが混ざってしまいます。

同じ10年でも販売地域などで度数や容量が違う場合があるので、手元のラベルも確認してください。飲み切ることより、香りや一口の印象を確かめるくらいで。

次の一本を探すなら、こんな言葉で

「ラフロイグの海っぽさが好き。煙は残しつつ、もう少し果実味もほしい」
「アードベッグの柑橘が好き。今夜はハイボールにしたい」

銘柄名に、好きなところと今夜の飲み方を添える。診断では、その条件から候補を探せます。うまく言えなければ、味のボタンを選ぶだけでも大丈夫です。

当サイトの味のデータで近い銘柄を見るなら、ラフロイグ 10年に似ているウイスキーとアードベッグ 10年に似ているウイスキーもどうぞ。

「スモーキー」だけではない、好きなところを自由に書いてみてください。

ラフロイグやアードベッグの「好きなところ」から、次の一本を探す